途中からだけど

nhk fm(http://www.nhk.or.jp/audio/)で次の番組をたまたま聴いた。良い話だった。

吉村昭著の長編歴史小説「大黒屋光太夫」をオーディオドラマ化。江戸時代、嵐のため船が漂流しロシアの地にたどり着いた大黒屋光太夫ら17名の乗組員が体験した苦闘と望郷の10年間を、スケール豊かに描く感動大作。天明2年(1782年)光太夫ら17人の乗組員を乗せ伊勢を出帆した千石船が嵐で遭難、7ヶ月の漂流の後アリューシャン列島に漂着した。望郷の念抑えがたい光太夫らは、シベリアを横断しロシア帝国の首都ペテルブルクで女帝エカテリーナから帰国の許しを得る。乗組員17名のうち12名が飢えと寒さで死に、2名は現地に残り、1名は帰路、根室で死ぬ。故郷の地に帰りついたのは光太夫と若き磯吉二人だけであった。