男鹿和彦

トトロの森を描いた人。というサブタイトルに引かれて老若男女ご来場。
3部構成となっていてジブリ以前2割、ジブリ6割、ジブリを離れて。2割くらい。最初は足並みが割合早い。タイトルに引かれてジブリ三昧だと思っていたら幻魔大戦の背景画が並んでいる。確かに足並み早くなる。
2部に入ると途端に足並みが落ちる。皆が楽しみにしていたトトロの登場だ。そしてジブリの作品が続き崖の上のポニョの展示を最後に3部へ移る。ポニョの美術監督は男鹿さんではなく吉田さんという方が担当されているが、男鹿さんのコメントが良かった。「幼児が書いたような絵の雰囲気としたいので、極力修正はせず丸みを帯びた絵を心がける様指示された。新しい発想の元での創作は楽しかった。」のような内容。自分の経歴にとらわれない素晴らしい仕事をされる人だ。

展示にシド・ミードに影響を受けたという話があった。何処かで聞いた名前だと思ったらガンダムにも関わった人らしい。